◎報告者 井手マヤ
2010年タジキスタンの首都、ドシャンベで開催された
「『生命(イノチ)の水(Water for Life)』行動のための国際10年の中間評価を行うための国連会議」
にオブザーバーとして参加した井手が、会議の様子、視察した世界最大級のNurek Dam(ヌレック・ダム)について、また旧ソ連領中央アジアの水利用に関する種々の取り決め・条約について報告をします。
ソ連崩壊後水不足が深刻な中央アジアにおいては、越境河川であるシル・ダリア、アム・ダリア両河の水の利用、流量の配分について河川沿岸国の間で対立が深まっている。ソ連時代灌漑用水として流量の多くを独占してきたウズベキスタンとトルクメニスタン、カザフスタンなどの河川下流国と、独立後、水力発電能力の増加、そして自国内の産業振興を推進するキルギス、タジキスタンの上流国との対立が近年激しさを増しているという状況下の、中央アジアの水問題を考えます。
例会会場からの、多数の関連情報提供、意見発表をお待ちしています。
◎日 時 2017/06/15(木)午後6時から 今週の木曜日です!
◎場 所 勤労者登山連盟会議室 飯田橋駅東口から10分
地図 http://www.jwaf.jp/profile/location/index.html
◎会 費 会員……資料代若干
会員外……会場費+資料代=五百円程度
当日の配付資料→パ中研2017年6月水問題 ver.3