「読書会」カテゴリーアーカイブ

隔月(年四回)の読書会(本の著者・内容の紹介を毎回書籍を変えて行います)のお知らせ

6月20日 パ中研読書会のお知らせ

パミール理解の基本ともなる                                      『変わりゆくパミールの自然と暮らし ――持続可能な山岳社会に向けて――』渡辺悌二・白坂蕃編著 2021年刊 星雲社                                           をテキストとし、提示されている問題について考ます。

昨年のパ中研「パミール踏査旅行」で垣間見たパミールの「現在」、そこを起点にこれから当分パミールで一番の問題になりそうな、パミールの自然保護と生業の確保から始めてみようと思います。

 観光と自然資源の保護については、この本の第一部の最後第6章「パミールの自然保護地域と自然資源消費」、第7章「サリチャット・エルタシュ資源保護区の大型哺乳類の生息状況と保護管理の課題」で、タジキスタンパミールとキルギスのパミールとを例に挙げ、すでに問題提起されています。

この本の第二部「人と牧畜」に入る前に、まず問題のありかを、確認しておきたいと思います。

テキストをお持ちの方は、第一部の第6章と第7章をあらかじめ読んでおいてください。
【担当 会員 本多海太郎】

期 日:6月20日(木)

時 間:15:00~17:00

場 所:日本勤労者山岳連盟ビル 1F会議室    新宿区新小川町5-24 JR・地下鉄「飯田橋駅」徒歩10分

会 費:レジメコピー代若干  

   

2022年7月21日読書会のお知らせ

↑パミール概念図と1931、1932、1933年のクリィレンコ隊のルート

前回終わりまで行かなかったので、『未踏のパミール』をもう少し頑張りましょう!

今回はP245 第四部 科学アカデミー山脈―一九三二年の遠征の手記より

◎日 時 7月21日(木)14:00~16:00

◎場 所 勤労者山岳連盟(飯田橋)会議室

◎会 費 資料コピー代若干

2022年6月16日 読書会のお知らせ

 今年度の 読書会は引き続き『未踏のパミール』を読み上げ、その後『変わりゆくパミールの自然と暮らし―持続可能な山岳社会に向けて―』を読む予定です。

 今回は第三部 ガルモの接合点―1931年の遠征手記より 第三章 P238より

◎日 時 6月16日(木)14:00~16:00

◎場 所 勤労者山岳連盟(飯田橋)会議室

◎会 費 資料コピー代若干

12月の読書会+例会+忘年会

◎パ中研12月は、三本立てです。

 ①本年9月10月のタジキスタン旅行事情
   会員の角張さんのコロナ下での旅行奮闘記録
   ビザ取得騒動から、植林地のその後、パミール旅行の現状
 ②『未踏のパミール』読書会続き 第三部第三章P238から
 ③忘年会 飯田橋駅ラムラ20F「北海道」

◎日 時 12月16日(木)14:00~16:00 忘年会は17:00 〜

◎場 所 勤労者山岳連盟(飯田橋)会議室 忘年会は上記

◎会 費 資料コピー代若干 忘年会会費は別途

7 月の読書会

現在、クルィレンコ著 田村俊介訳『未踏のパミール』(白水社 1978年刊)を訳者の注釈付きで丁寧に読んでいます。(オンライン開催)

次回は第二部 未知の高度で を読みます。115ページからです。テキストは古書店で1000円くらいで買えますが、こちらにお申し出があれば、次回分のコピーをお送りします。

●日 時 7月17日(木)15時~16時半

●Zoom 参加希望者は以下のメールアドレスまで申し込んでください。  地図等の資料もメールで配布いたします。     postmaster@pamir.jp

1 月読書会のお知らせ

『中央アジア探検小史』

金子民雄 著 三省堂選書 1978年刊

荒々しい中央アジアの暗黒の時代、旅は冒険であり、ロマンだった。
19世紀、動乱の中央アジア、残忍な汗の支配する砂漠と草原の国に魅せられた十人の探検家を語って、余韻を残す金子民雄さんの好著。

◎担 当 本多海太郎(当会会員)
◎日 時 2020年 1月16日(木) 午後6時より
◎場 所 勤労者山岳連盟会議室(飯田橋駅東口から10分)
     東京都新宿区新小川町5-24
     地図 http://www.jwaf.jp/profile/location/index.html

◎どなたでも参加出来ます。
 会 費 会員……資料コピー代若干 会員外……コピー代+会場費で500円程度

11月読書会のお知らせ

チベット●謀略と冒険の史劇  アメリカと中国の狭間で

       倉地 敬 著 社会評論社 2017

日本人はチベットについてこの一世紀の数奇な成り行きを殆ど知らない。
ここにはチベット民族の自立願望を巡る沢山の抗争史がある。
欧米では各種の記録、証言、調査、取材で少しづつ明らかになっているが、日本語の資料はない。
しかし、そこを明らかにすることこそ、中国とアメリカの狭間にある日本が学ばなければならない教訓なのだと、倉地敬氏は語る。

◎担 当 越田和男(当会会員)
◎日 時 2019年11月21日(木) 午後6時より
◎場 所 勤労者山岳連盟会議室(飯田橋駅東口から10分)
     東京都新宿区新小川町5-24
     地図 http://www.jwaf.jp/profile/location/index.html

◎どなたでも参加出来ます。
 会 費 会員……資料コピー代若干 会員外……コピー代+会場費で500円程度

9月の読書会のお知らせ  

『チムール帝国紀行』クラヴィホ

クラヴィホの肖像(
19世紀に描かれたもの)

大航海時代といわれる15世紀の初頭、スペイン王から派遣された王の侍従クラヴィホはコンスタンチノープルを経てサマルカンドまで旅し、チムールに拝謁した。彼の旅行記は道中の様子、チムール帝国内の制度、一族の幕営地のありさまなど詳細を極め、貴重な史料となっているが、その一端をご紹介しよう。

◎担 当 本多海太郎

◎日 時 2019年9月19日(木) 午後6時より

◎場 所 勤労者山岳連盟会議室(飯田橋駅東口から10分)
     東京都新宿区新小川町5-24
     地図 http://www.jwaf.jp/profile/location/index.html

◎どなたでも参加出来ます。
 会 費 会員……資料コピー代若干 会員外……コピー代+会場費で500円程度

5月読書会のお知らせ

『新編 西蔵漂泊―チベットに潜入した十人の日本人』

江本嘉伸 ヤマケイ文庫 2017年 (原本は上下巻で1993年、1994年刊)

明治から大正、そして昭和にかけて、仏教の経典を求めて、あるいは僧院での修学に、そして国の密命を帯びて、鎖国状態のチベットに密かに潜入した十人の日本人がいた。彼らの行動を、新発見の資料と現地を含めた取材で探った異色のドキュメンタリー。当時のチベットの特異性と歴史に翻弄された日本人の稀有な体験が、詳細に綴られる。(本書裏表紙の紹介より)

◎担 当 絹川祥夫

◎日 時 2019年5月16日(木) 午後6時より
◎場 所 勤労者山岳連盟会議室(飯田橋駅東口から10分)
     東京都新宿区新小川町5-24
地図 http://www.jwaf.jp/profile/location/index.html
 どなたでも参加出来ます。
◎会 費 会員……資料コピー代若干 会員外……コピー代+会場費で500円程度