今回は二本立てです。
テーマ:①「タジキスタン・パミール踏査隊」報告・・・講師;高橋善数 (当会会員)
7月12日~8月11日、当研究会の6名のメンバーでワハン回廊をさかのぼり、温泉に浸かったり、4,125ⅿのビクトリア湖にキャンプ、東パミールはムルカブ を拠点に南はアスクー川奥、北はカラクリ湖からキルギス国境のキジル・アルト峠まで、パミール中央はフェドチェンコ氷河へのアプローチとして東のタニマス川から と西のヴァンチ川を偵察した。またウズベキスタン国境近くの世界遺産サレズム遺跡やエメラルドグリーンのイスカンダル湖への旅も付け加えられました。9月例会で はPC不調で他の写真での説明になってしまいましたが、全走行距離3,500kmを地図と映像で報告します。
隊長:高橋、 隊員:本間・藤井・金子・伊丹・藤大路(6名)
テーマ:②パミールのエネルギー危機 その持続可能な提案 〜果樹園造成から 本格的な森林作りへ。気候変動緩和機能を期待して 講師;角張嘉孝(当会会員)
角張氏は上記踏査隊と同時期にタジキスタンに入り、ライフワークのタジキスタン緑化事業の一端として「パミールで豊富に得られる温泉水を利用した全天候型温室を作り野菜栽培を促進し、ソビエト崩壊後に急速に乱獲の進んだ天然燃材Teleskenを持続可能な方法で育成する」壮大な構想をすすめられています。今年の成果を長年のタジキスタンとのつき合いを通じてお話しいただきます。
◎日 時 10月19日(木)18:00~20:00 (時間がコロナ禍当時とは違いますのでご注意を。9月例会時には失礼しました。)
◎場 所 勤労者山岳連盟会議室(飯田橋駅から徒歩10分 大曲交番の手前、ローソン脇入る) https://jwaf.jp/profile/location/index.html