2017年1月読書会のお知らせ

◎タイトル 『A Personal Narrative of  a Journey to the SOURCE OF THE RIVER OXUS  by the route of the Indus, Kabul and Badakhshan(オクサス川源流への旅)』         John Wood  1841  John Murray London

◎担 当 井手マヤ

1838年2月アフガニスタンのファイザーバードを経由し、イシュカシムでオクサス川(アム・ダリア、このあたりはパンジ川と呼ぶ)に達し、源流を突き止めようとしてパミール川最上流のビクトリア湖(現地名ゾル・クル)に至ったのは、イギリスの海軍中尉ウッドだった。彼の報告書には当時の東西交渉史の大家 H.Yule が序文を添えている。

ウッドの足跡と併せて当時の「パミール」の理解のされ方をも読み取ってみる。
ウッドはオクサス源流への旅の前に、アフガニスタンへの舟運の便を探るため、インダス川を蒸気船で遡った。その時にこんな光景も見たのかも知れない。(カラチのピール・マンゴウには温泉があり、今でもワニ園がある。絵は同書の口絵より。)



◎日  時   1月19日(木)午後6時から
◎場  所  勤労者山岳連盟会議室(飯田橋駅東口から10分)
             東京都新宿区新小川町5-24
地図 http://www.jwaf.jp/profile/location/index.html
◎会  費  会員……資料代若干
       会員外…資料代+会場費=五百円程度

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