パミール理解の基本ともなる 『変わりゆくパミールの自然と暮らし ――持続可能な山岳社会に向けて――』渡辺悌二・白坂蕃編著 2021年刊 星雲社 をテキストとし、提示されている問題について考ます。
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昨年のパ中研「パミール踏査旅行」で垣間見たパミールの「現在」、そこを起点にこれから当分パミールで一番の問題になりそうな、パミールの自然保護と生業の確保から始めてみようと思います。
観光と自然資源の保護については、この本の第一部の最後第6章「パミールの自然保護地域と自然資源消費」、第7章「サリチャット・エルタシュ資源保護区の大型哺乳類の生息状況と保護管理の課題」で、タジキスタンパミールとキルギスのパミールとを例に挙げ、すでに問題提起されています。
この本の第二部「人と牧畜」に入る前に、まず問題のありかを、確認しておきたいと思います。
テキストをお持ちの方は、第一部の第6章と第7章をあらかじめ読んでおいてください。
【担当 会員 本多海太郎】
期 日:6月20日(木)
時 間:15:00~17:00
場 所:日本勤労者山岳連盟ビル 1F会議室 新宿区新小川町5-24 JR・地下鉄「飯田橋駅」徒歩10分
会 費:レジメコピー代若干