チベット巡礼姿のダヴィッド=ネール(東洋文庫版口絵より)
◎タイトル 『パリジェンヌのラサ旅行』Ⅰ、Ⅱ 平凡社東洋文庫 1999年刊 A・ダヴィッド=ネール 著 中谷真理 訳
◎担 当 井手マヤ
1921-23年頃のダヴィッド=ネール(東洋文庫版口絵より)
「神秘の国」の文化に心ひかれ美しい高原にも魅了されたパリジェンヌが貧しい托鉢の巡礼に扮し、1923年鎖国下のチベットに潜入出来たのは、十年余の間に四度の入国を試みた後であった。知性と勇気と冒険のかずかず。
チベット仏教の学識を極めたいと願う優れた東洋学者の著者は、当時鎖国中のチベットに貧しい修業僧に身をやつして徒歩での潜入を試みる。
標高5000メートル近い峠をいくつも超え、強盗の国として恐れられるポ地方での災難を数々の智略と機転によってくぐり抜け、いくつかの奇跡も経験する!
沢山の本を書き100歳になってもヒマラヤへの旅にあこがれた、たぐいまれなる女性56歳の旅行記。
◎日 時 1月21日(木)午後6時から
◎場 所 勤労者山岳連盟会議室(飯田橋駅東口から10分)
東京都新宿区新小川町5-24
地図 http://www.jwaf.jp/profile/location/index.html
◎会 費 会員……資料代若干
会員外…資料代+会場費=五百円程度
当日のレジメは⇒パリジェンヌのラサ旅行レジメ全
「パミール」について、間違った先入観を与える「パミール高原」という名称について当会では「提言」をおこない、各方面にご理解をお願いしています。 これについては、トップページ右上の「提言」をクリックしてください。
提言書はこちらからも見られます。⇒パミール名称問題Aug.31
12月のパ中研は例会です。例会終了後、移動して忘年会をおこないます。
◎日 時 12月17日(木)午後6時から(第3木曜日)
◎場 所 勤労者山岳連盟会議室(飯田橋駅東口から10分)
東京都新宿区新小川町5-24
地図 http://www.jwaf.jp/profile/location/index.html
◎講 師 棚橋 靖(アルパインガイド TANA主催)
オフィスTANA HPより
◎タイトル 「崑崙の山とカラコルム・パス」(タイトル変更しました)
早稲田大学登山隊に加わり登頂した、西部崑崙のチョンムスターグ。日印合同登山隊に加わった東カラコルムのパドマナブ峰遠征では、日本人としては珍しいカラコルム峠の踏査も。パミール東南部にあたる二つの山域のについて、お話しいただく予定です。
カラコルム峠については『東カラコルムの未踏峰へ―遙かな歴史との邂逅―』(ビデオ 日本山岳会 2002)の一部も上映。
◎会 費 会員……資料代若干
会員外…資料代+会場費=五百円程度
◎その後忘年会(別会費)は、飯田橋駅東口から3分東京区政会館2F『北海道』 20:00頃より 「紅ズワイ蟹鍋コース」飲み放題付き6500円
11月は読書会です。
◎タイトル 『ティルマンのワハン回廊』
◎担 当 越田和男
◎底 本 【カラコルムからパミールへ】〔ヒマラヤ〈人と辺境〉〕シリーズ6
H.W.ティルマン著 薬師義美訳 1975 白水社
『カラコルムからパミールへ』(ヒマラヤ《人と辺境》6)を中心に。カシュガルにシプトンを訪ねた後、ワハン回廊経由アフガニスタンに向かうが、ティルマンはその途中のイシュカシムで逮捕監禁されてしまう。
◎日 時 11月19日(木)午後6時から
◎場 所 勤労者山岳連盟会議室(飯田橋駅東口から10分)
東京都新宿区新小川町5-24
地図 http://www.jwaf.jp/profile/location/index.html
◎会 費 会員……資料代若干
会員外…資料代+会場費=五百円程度
当日のレジメはここをクリック⇒読書会ティルマン 地図1 .地図2 地図3 地図4
10月のパ中研例会のお知らせです。
◎日 時 10月15日(木)午後6時から (来週の木曜日です)
◎場 所 勤労者山岳連盟会議室(飯田橋駅東口から10分)
東京都新宿区新小川町5-24
地図 http://www.jwaf.jp/profile/location/index.html
◎講 師 国見ゆみ子
◎タイトル 『ウズベキスタン、ポピーの草原を訪ねて―2015年5月』
Aydar Ko’l湖南に広がるポピーの草原とNuratau山脈山中の村々の散策、
昨年行かなかったSamarqand観光を目的に出かけました。
現地で天山山脈西端を見ようと予定を変更(追加)、雪の残るChimganを見てきた旅の写真報告です。
◎会 費 会員……資料代若干
会員外…資料代+会場費=五百円程度
2015/9/17 読書会 「シベリア隊商紀行」 玉井喜作 小林健祐訳
レジメはこちらをクリックしてください。⇒シベリア隊商紀行
『シベリア隊商紀行』
玉井喜作著 1963 筑摩書房世界ノンフィクション全集47所収
担当 本多海太郎
明治25年、かの福島中佐の単騎シベリア横断と同じ年、シベリアを東から西に旅した、徒手空拳一人の青年がいた。ウラジオストクからベルリンまで1年半をかけ、アルバイトをしながらの冒険旅行。中でも、酷寒のシベリアを茶を運ぶ馬そりの隊商に加わり、昼夜をわかたず走りに走る、ここを白眉として日清・日露戦争直前のシベリア輸送事情を探る。
◎日 時 9月17日(木)18:00~20:00
◎会 場 労山会議室(飯田橋駅より10分)
日本勤労者山岳連盟
東京都新宿区新小川町5-24
地図 http://www.jwaf.jp/profile/location/index.html
◎会 費 会員 : 資料コピー代若干
会員外: 会場代+資料代で500円
シベリア隊商紀行の当日のレジメはこちらをクリック⇒シベリア隊商紀行
2015年7月16日 例会 「アムダリア源流域―パミール総合理解のはじめ」本多海太郎
『大谷光瑞とスヴェン・ヘディン―内陸アジア探検と国際政治社会』

白須浄真編 2014 勉誠出版社刊
担当 絹川祥夫
20世紀初頭の内陸アジアで活躍した二人、ヘディンの来日と西本願寺の大谷光瑞。閉ざされたチベットと新たに発見された楼蘭。複雑な国際政治情勢の中でさらに政治的に動き接近するヘディンと光瑞。
◎日 時 5月21日(木)18:00 ~20:00
◎会 場 労山会議室(飯田橋駅より10分)
日本勤労者山岳連盟
東京都新宿区新小川町5-24
地図 http://www.jwaf.jp/profile/location/index.html
◎会 費 会員 :資料コピー代若干
会員外:会場代+資料代で500円
当日のレジメはここをクリックしてください。⇒絹川Hedinと光瑞
梅雨真っ最中ではありますが、雨の降り方の激しさは近年希なほどですが、
所によっては雹もあったとか。
さて、7月のパ中研は例会です。今回は二つのテーマがあります。
皆様お誘い合わせの上お越し下さい。
◎第一部 講演「シルクロードの秘密国―コーカンド汗国の治乱興亡」担当 田村俊介(当会会長)
19世紀末、グレートゲームの真っ最中、南下を謀るロシア帝国が、中世そのままの態様を維持する中央アジアの三つのハーン国を如何に攻略していったか? コーカンド汗国の場合を解説する。
◎第二部 クルグス(キルギス)楽器演奏 奏者 カリマンさん
演奏者紹介 クルグスのビシュケク生まれ。クルグス国立音大で民族音楽を専攻。
現在東京芸大博士課程在学中 3 弦楽器のコムズ、金属口琴、木製口琴などの楽器の演奏家。
◎日 時 7月17日(木)18:00 ~20:00
◎会 場 労山会議室(飯田橋駅より10分)
日本勤労者山岳連盟
東京都新宿区新小川町5-24
地図 http://www.jwaf.jp/profile/location/index.html
パミールと中央アジアの山と歴史を学んで遊び楽しむコミュニティです