10月19日 例会のお知らせ

今回は二本立てです。

テーマ:①「タジキスタン・パミール踏査隊」報告・・・講師;高橋善数 (当会会員)

7月12日~8月11日、当研究会の6名のメンバーでワハン回廊をさかのぼり、温泉に浸かったり、4,125ⅿのビクトリア湖にキャンプ、東パミールはムルカブ を拠点に南はアスクー川奥、北はカラクリ湖からキルギス国境のキジル・アルト峠まで、パミール中央はフェドチェンコ氷河へのアプローチとして東のタニマス川から と西のヴァンチ川を偵察した。またウズベキスタン国境近くの世界遺産サレズム遺跡やエメラルドグリーンのイスカンダル湖への旅も付け加えられました。9月例会で はPC不調で他の写真での説明になってしまいましたが、全走行距離3,500kmを地図と映像で報告します。

隊長:高橋、 隊員:本間・藤井・金子・伊丹・藤大路(6名)

テーマ:②パミールのエネルギー危機 その持続可能な提案 〜果樹園造成から 本格的な森林作りへ。気候変動緩和機能を期待して 講師;角張嘉孝(当会会員)           

温泉利用温室(左後ろの白いかまぼこ型)とワハン渓谷ランガル付近 右奥がワハン川、左からくるパミール川との合流点

角張氏は上記踏査隊と同時期にタジキスタンに入り、ライフワークのタジキスタン緑化事業の一端として「パミールで豊富に得られる温泉水を利用した全天候型温室を作り野菜栽培を促進し、ソビエト崩壊後に急速に乱獲の進んだ天然燃材Teleskenを持続可能な方法で育成する」壮大な構想をすすめられています。今年の成果を長年のタジキスタンとのつき合いを通じてお話しいただきます。

◎日 時 10月19日(木)18:00~20:00 (時間がコロナ禍当時とは違いますのでご注意を。9月例会時には失礼しました。)

◎場 所 勤労者山岳連盟会議室(飯田橋駅から徒歩10分 大曲交番の手前、ローソン脇入る)   https://jwaf.jp/profile/location/index.html

               

2023年タジキスタン・パミール踏査隊 報告会のお知らせ

踏査隊は31日間の行程を終えて無事帰国しております。高橋善護隊長以下5名、平均年齢76歳のメンメンは、現地食をよく食べ、四駆2台で3400キロを走破、パミール一周とファン山脈の一部を巡って多数の写真を持って帰った。明快な地図と豊富なスライドで旅の報告をします。

◎日 時 9月21日(木)14:00~16:00

◎場 所 勤労者山岳連盟会議室(飯田橋駅から徒歩10分 大曲交番の手前、ローソン脇入る)   https://jwaf.jp/profile/location/index.html

パ中研 タジキスタン・パミール踏査隊が活動中

2023年7月12日に日本を出発したパ中研会員6名は、一ヶ月の日程でパミールを周回中。ワハンまでは同じ会員の角張さんも同行。大まかなコースはカライフムからピャンジ川を反時計回りに遡り、ホログからイシュカシム、源流のひとつゾルクルをへてムルガブへ。カラクルからタニマスを覗き、バルタンを下ってルシャンへ。さらにヴァンチ川からパミールの核心部を遠望するという計画。

ワハンからは北側のマルクス・エンゲルス峰、反対側のヒンドゥークシュの山々。ムルガブからはムスターグ・アタ、カラクルからはレーニン峰、さらに南下するときはムスコール山群、タニマスからはフェドチェンコ氷河を囲む科学アカデミー山脈等が望めたかも! 

9月のパ中研の例会では、詳しい報告が予定されているので、ご期待ください。

ゾルクル湖畔に立つ隊員達(背後の山はアフガニスタン領)

2023年2月16日(木)例会のお知らせ

◎タイトル「海外旅行保険について」 

   ◎講師 ㈱東海日動パートナーズ藤田 礼子さん。藤田さんは公益社団法人日本山岳会会員でもあり、積年、日本山岳会独自の団体登山保険を開発、定着させるために多大の貢献をされた方です。

 この夏、パミール中央アジア研究会主催でパミール一周の旅行を行うに当たり、これは一般的な「旅行」であるが、その先には、「山岳保険」に近いパミール行が考えられる。そこで保険関係のおさらいをかねて、いろいろ説明していただこうというもの。コロナ渦で海外旅行への道が閉ざされていた方々、あらゆるものが動き出しています。さて海外へ、それも山の近くへ、という方々、是非お聞きください。そして質問してください。

◎日 時 2月16日(木)14:00~16:00

◎場 所 勤労者山岳連盟(飯田橋)会議室

2022年10月20日例会のお知らせ

ワハン回廊から見るヒンドゥークシュ山脈

当会会員の角張嘉孝さんが、タジキスタンで進めている「パミール温泉水利用温室栽培」プロジェクトの報告です。

9月初めより、奥様ともどもタジキスタンに約一ヶ月滞在、関係各部署との折衝、資材買い付け、運送手配、現地工事監督など精力的に動き、地元の多大な協力の下、プロジェクトは好調に滑り出しています。

◎日 時 10月20日(木)14:00~16:00

◎場 所 勤労者山岳連盟(飯田橋)会議室

2022年9月15日例会のお知らせ

↑ 田口計介さんの旅行ルート
① この7月に、西遊旅行のパッケージツアーでタジキスタン全体(西部及び東南部ワ 
ハン)を旅行下、オクサス(アムダリアのギリシャ語名)学会副代表田口計介さんの報告を伺います。
アジナ・テペ(巨大な涅槃仏の出土した遺跡)、タフティ・サンギン(グレコ・バクトリア時代の遺跡)、イスカンダル・レイク(アレクサンドロスに関する伝説がいくつもある)、ワハンの温泉巡り、ゾルクル(標高4200mの英名ビクトリア湖)訪問など盛りだくさんの旅行です。
また、パミールハイウェー周辺の中国の浸食状況、コロナ禍の中の一般の旅行事情、などにも触れていただきます。

② 角張嘉孝さんの「パミール温泉水プロジェクト」の進捗状況報告

◎日 時 9月15日(木)14:00~16:00

◎場 所 勤労者山岳連盟(飯田橋)会議室

◎会 費 資料コピー代若干

2022年7月21日読書会のお知らせ

↑パミール概念図と1931、1932、1933年のクリィレンコ隊のルート

前回終わりまで行かなかったので、『未踏のパミール』をもう少し頑張りましょう!

今回はP245 第四部 科学アカデミー山脈―一九三二年の遠征の手記より

◎日 時 7月21日(木)14:00~16:00

◎場 所 勤労者山岳連盟(飯田橋)会議室

◎会 費 資料コピー代若干

2022年6月16日 読書会のお知らせ

 今年度の 読書会は引き続き『未踏のパミール』を読み上げ、その後『変わりゆくパミールの自然と暮らし―持続可能な山岳社会に向けて―』を読む予定です。

 今回は第三部 ガルモの接合点―1931年の遠征手記より 第三章 P238より

◎日 時 6月16日(木)14:00~16:00

◎場 所 勤労者山岳連盟(飯田橋)会議室

◎会 費 資料コピー代若干

2022年4月例会のお知らせ

新型コロナの影響で延び延びになっていました例会の

ダルコット峠(担駒嶺) 高仙芝はどの谷を登ったのか?】(会員 髙橋善護 担当)

4月16日(土)14:00〜16:00勤労者山岳連盟会議室飯田橋)で行います。

いつもの木曜日ではなく、土曜日ですので、お間違いなきようにお気をつけ下さい。

久しぶりの対面での例会で、資料も充実しています。是非皆様お運び下さい。

パミールと中央アジアの山と歴史を学んで遊び楽しむコミュニティです