◎タイトル 『中央アジア自動車横断』ル・フェーヴル
白水社 西域探検紀行全集13
1931年、 フランスの 自動車 シトロエン を使って地中海と黄海とを結ぶ交通路の探検を試みた壮大な企て。東西両端から出発するも、 カラコル ムやパミールは自動車通行不能、 中国側は日本との 戦争や内乱の真っ最中 、さて?
◎日 時 2017年5月18日(木)午後6時より
◎場 所 勤労者山岳連盟会議室(飯田橋駅東口から10分) 東京都新宿区新小川町5-24
地図 http://www.jwaf.jp/profile/location/index.html
◎担 当 本多海太郎
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◎タイトル 『A Personal Narrative of a Journey to the SOURCE OF THE RIVER OXUS by the route of the Indus, Kabul and Badakhshan(オクサス川源流への旅)』 John Wood 1841 John Murray London
◎担 当 井手マヤ
1838年2月アフガニスタンのファイザーバードを経由し、イシュカシムでオクサス川(アム・ダリア、このあたりはパンジ川と呼ぶ)に達し、源流を突き止めようとしてパミール川最上流のビクトリア湖(現地名ゾル・クル)に至ったのは、イギリスの海軍中尉ウッドだった。彼の報告書には当時の東西交渉史の大家 H.Yule が序文を添えている。
ウッドの足跡と併せて当時の「パミール」の理解のされ方をも読み取ってみる。
ウッドはオクサス源流への旅の前に、アフガニスタンへの舟運の便を探るため、インダス川を蒸気船で遡った。その時にこんな光景も見たのかも知れない。(カラチのピール・マンゴウには温泉があり、今でもワニ園がある。絵は同書の口絵より。)
◎日 時 1月19日(木)午後6時から
◎場 所 勤労者山岳連盟会議室(飯田橋駅東口から10分)
東京都新宿区新小川町5-24
地図 http://www.jwaf.jp/profile/location/index.html
◎会 費 会員……資料代若干
会員外…資料代+会場費=五百円程度
◎タイトル 『唐シルクロード十話』白水社 2001年刊 スーザン・ウィットフィールド著 山口静一訳
◎担 当 絹川祥夫
サマルカンドから長安にわたるシルクロードの黄金期。
そこに住み、そこを行きかう人々はどのような生活を営んでいたのか――。
同時代の出典にもとづいて再現した十人の物語。(同書帯より)
◎日 時 11月17日(木)午後6時から
◎場 所 勤労者山岳連盟会議室(飯田橋駅東口から10分)
東京都新宿区新小川町5-24
地図 http://www.jwaf.jp/profile/location/index.html
◎会 費 会員……資料代若干
会員外…資料代+会場費=五百円程度
◎タイトル 『西トルキスタンへの旅』上、下
ランスディル著 大場正史訳 西域探検紀行全集3、4 1968 白水社
◎担 当 本多海太郎
19世紀後半、一人の不思議なイギリス人が、ロシヤから西トルキスタンのタシュケント、フェルガーナ、サマルカンド、ブハラ、ヒヴァへと主に馬車で旅をした。当時はロシヤが中央アジアの三汗国(コーカンド汗国、ブハラ汗国、ヒヴァ汗国)を併合する過程にあり、ロシヤと英国の緊張した関係の間での旅だった。そしてこれらの地方の詳細な記録を残したが、彼の何が不思議だったのか、また詳細な記録の内容は?
◎日 時 7月21日(木)午後6時から
◎場 所 勤労者山岳連盟会議室(飯田橋駅東口から10分)
東京都新宿区新小川町5-24
地図 http://www.jwaf.jp/profile/location/index.html
◎会 費 会員……資料代若干
会員外…資料代+会場費=五百円程度
11月は読書会です。
◎タイトル 『ティルマンのワハン回廊』
◎担 当 越田和男
◎底 本 【カラコルムからパミールへ】〔ヒマラヤ〈人と辺境〉〕シリーズ6
H.W.ティルマン著 薬師義美訳 1975 白水社
『カラコルムからパミールへ』(ヒマラヤ《人と辺境》6)を中心に。カシュガルにシプトンを訪ねた後、ワハン回廊経由アフガニスタンに向かうが、ティルマンはその途中のイシュカシムで逮捕監禁されてしまう。
◎日 時 11月19日(木)午後6時から
◎場 所 勤労者山岳連盟会議室(飯田橋駅東口から10分)
東京都新宿区新小川町5-24
地図 http://www.jwaf.jp/profile/location/index.html
◎会 費 会員……資料代若干
会員外…資料代+会場費=五百円程度
当日のレジメはここをクリック⇒読書会ティルマン 地図1 . 地図2 地図3 地図4
『シベリア隊商紀行』
玉井喜作著 1963 筑摩書房世界ノンフィクション全集47所収
担当 本多海太郎
明治25年、かの福島中佐の単騎シベリア横断と同じ年、シベリアを東から西に旅した、徒手空拳一人の青年がいた。ウラジオストクからベルリンまで1年半をかけ、アルバイトをしながらの冒険旅行。中でも、酷寒のシベリアを茶を運ぶ馬そりの隊商に加わり、昼夜をわかたず走りに走る、ここを白眉として日清・日露戦争直前のシベリア輸送事情を探る。
◎日 時 9月17日(木)18:00~20:00
◎会 場 労山会議室(飯田橋駅より10分)
日本勤労者山岳連盟
東京都新宿区新小川町5-24
地図 http://www.jwaf.jp/profile/location/index.html
◎会 費 会員 : 資料コピー代若干
会員外: 会場代+資料代で500円
シベリア隊商紀行の当日のレジメはこちらをクリック⇒シベリア隊商紀行
『大谷光瑞とスヴェン・ヘディン―内陸アジア探検と国際政治社会』
白須浄真編 2014 勉誠出版社刊
担当 絹川祥夫
20世紀初頭の内陸アジアで活躍した二人、ヘディンの来日と西本願寺の大谷光瑞。閉ざされたチベットと新たに発見された楼蘭。複雑な国際政治情勢の中でさらに政治的に動き接近するヘディンと光瑞。
◎日 時 5月21日(木)18:00 ~20:00
◎会 場 労山会議室(飯田橋駅より10分)
日本勤労者山岳連盟
東京都新宿区新小川町5-24
地図 http://www.jwaf.jp/profile/location/index.html
◎会 費 会員 :資料コピー代若干
会員外:会場代+資料代で500円
当日のレジメはここをクリックしてください。⇒絹川Hedinと光瑞
面を上げれば新緑まばゆく、眼を落とせば路傍の花色とりどりに、鶯の囀り、郭公の声も囂しきほど。素晴らしい季節になりました。
今月のパ中研は読書会です。パ中研会長の田村俊介さんが19世紀後半の1870年代にカシミールから新疆に入り、オクサスの河源を探索したゴルドンの一書を紹介します。ゴルドン自筆の豊富な挿絵が、秘境への興味をそそります。
◎タイトル 『世界の屋根』T.E.ゴルドン 田中一呂訳 1942年 生活社刊
◎担当 田村俊介
◎日時 5月15日(木)18:00~20:00
◎場所 労山会議室(飯田橋駅より10分)
日本勤労者山岳連盟
東京都新宿区新小川町5-24
地図 http://www.jwaf.jp/profile/location/index.html
◎会費 会員 資料代若干
会員外 場所代・資料代500円
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